長年ラジオ界で活躍してきた生島ヒロシ氏が、TBSラジオの長寿番組からの降板と芸能活動の無期限休止を発表しました。
友人から送られた不適切な写真をスタッフに送信した行為や生放送中の厳しい言動が問題視され、コンプライアンス違反として大きな波紋を広げています。
この記事では、今回の問題の詳細と、生島氏が公表した謝罪コメント全文をお伝えします。
問題の経緯
2025年1月27日、生島ヒロシ氏は「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」の降板を発表しました。
降板の理由は、以下の2点が挙げられています。
- 不適切な写真の送信
友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送信し、女性スタッフから「大変不愉快」との指摘を受けた。 - スタッフへの厳しい言動
生放送中にスタッフに対し、厳しい態度を取る場面があった。
これらの行動がTBSグループの人権方針に背く重大なコンプライアンス違反と判断され、27年間続いた番組の降板と芸能活動の自粛につながりました。
所属事務所とTBSラジオの対応
生島氏の所属事務所「生島企画室」は、全役職からの退任と無期限の芸能活動休止を発表。
同時に公式サイトで謝罪コメントを掲載し、再発防止策に取り組む姿勢を示しました。
TBSラジオも公式声明を出し、生島氏の行動がコンプライアンスに反するものであることを強調し、今後の放送について代打パーソナリティで対応する意向を明らかにしました。
生島ヒロシ氏の公式コメント全文
以下は、生島ヒロシ氏が公式サイトにて発表した謝罪コメントの全文です。
この度は私(生島ヒロシ)が27年間、担当しておりましたTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」を降板することになりました。
この番組は私のライフワークでもありましたが、この度、TBSラジオからコンプライアンス違反があったとのご指摘を受け、降板になった次第です。
ひとつは、私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました。
さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくなってしまったことがありました。
私自身のハラスメントに対する意識・認識が甘く、猛省をしております。
私の言動により辛い思いをされた方には心からお詫びを申し上げます。
ライフワークのラジオをこのような形で降板するのは痛恨の極みであります。
今後は生島企画室を離れ、真摯に自分と向き合っていく所存です。
生島ヒロシの「重大なコンプライアンス違反」て今さらながらの松田聖子の前で半裸になったこととか…#ザ・ベストテン https://t.co/XXDFbRjAPi pic.twitter.com/eIwkp6HLE0
— 源大膳大夫機山 (@OGMQR8282mmiqof) January 27, 2025
まとめ
生島ヒロシ氏の今回の問題は、長年のキャリアを築いてきた彼にとっても大きな転機となりました。
所属事務所やTBSラジオは、再発防止に向けた取り組みを進めるとしていますが、視聴者やリスナーの信頼回復には時間がかかるでしょう。
この問題は、芸能界全体におけるコンプライアンスの重要性を再認識させる出来事となりました。